2015/03/13
皆さまに
当院は胃、食道、大腸等の消化管がんの早期発見に尽力しておりますが、
今般高画質でNBIや拡大観察機構を合わせもったオリンパス製の上部消化管内ビデオスコープGIF-HQ290並びに下部消化管ビデオスコープCF-HQ290L/Iを導入し微細ながんや炎症の診断にも対応できる体制を整えます。2015年3月末に導入予定として現在検査室の内装工事もおこなっております。導入開始日など詳しいことは当院にお問い合わせ下さい。
がんは早期がんの時期には症状はほとんどありません。この時期に発見できれば、完治する事が多いですがいったん症状が発現すると進行がんに成長しており、完治率は半分にもなりません。
特に40歳以上の方は特に自覚症状がなくても胃は年に1回、大腸は3年に1回、内視鏡検査を受ける事お勧め致します。
*NBI(narrow band imaging)とは


波長の異なった2種類の光を消化管粘膜照射する事によって血液中のヘモグロビンを強調し粘膜表面の微細構造や粘膜下の毛細血管を描写する技術。微細な食道がんや胃がんの早期発見に威力を発揮する。もちろん副作用はほとんどありません。
石本胃腸肛門クリニック 院長 石本 邦夫